アイドルオタクの備忘録

SixTONES SnowMan K-POPもたまに。

SixTONESの夏が来た【PARTY PEOPLE】

ついに来たぞ!!!!!!俺たちの夏が!!!!!!

 

youtu.be

 

2022年8月5日を「夏の日」として祝日に定めたい。もし自分にその権限があったなら今すぐ政府に掛け合って国民全員でサングラスかけて踊り狂おうと思う。

 

つい先日、8月に入ったあたりで呟いていた。

SixTONESにそろそろ夏曲来ないかな〜!みんながサングラスかけてオープンカーでドライブしてるMV待ってますよ〜!オンナ!ビーチ!パリピ!みたいなギラギラなやつも大歓迎だよ〜!」と。

2021年の夏をBOUNCE GIRLで乗り越えたオタクの切なる願いが、まさかこんなにも最上級な形で叶えられてしまうとは。

 

その週の金曜日である。都合により22時を過ぎてから開いたスマホに飛び込んできたYoutubeの更新通知に震えた。

 

 

 

 

な、な、な、なんだこれ〜〜〜〜!!!!!!

 

 

 

 

 

インド映画を思わせるダンス構成と、アップテンポで馴染みやすいメロディー。

そして何より、

 

サングラス!!!!!!

柄シャツ!!!!!!

シャンパン!!!!!!

水着の美女!!!!!!

 

SixTONESにそろそろ夏曲来ないかな〜!みんながサングラスかけてオープンカーでドライブしてるMV待ってますよ〜!オンナ!ビーチ!パリピ!みたいなギラギラなやつも大歓迎だよ〜!」

 

なんということだ。

オンナで、砂(ほぼビーチ)で、パリピで!!!!!!

まごうことなく夏曲。誰がどうみても完璧なまでの夏。

 

SixTONESが表現する最高の夏が来てしまった。

 

 

Babababaow!

Hey! Hey! Let’s go!

NANANA…

1, 2, 3, 4

 

入りのジェシーの時点で勝ちを確信した。私服と言われても驚かない柄ッ柄のセットアップ。黒髪短髪めちゃくちゃ似合ってて長髪より20歳は若返って見える。サングラスも世界一似合ってる。そしてこの煽りはジェシーにしかできない。SixTONESの音楽がジェシーで始まるとめちゃくちゃ安心する。タイトルに相応しいナチュラルボーンパリピの本領をめちゃくちゃに発揮してきて我々一般人は怖気付いてしまうレベルだが、ジェシーは誰のことも置いていかない優しいジェントルマンだと知っているのでホイホイついていってしまうんだな…

 

Woo 少し焼けた 君の素肌

また目が離せない

 

その瞳に 映るのは誰?

今、聞かせてよ Honey (Yeah, Yeah)

 

ハ??????好きだが??????

君たち陰キャ代表じゃなかったのか!!!!!!裏切り者!!!!!!と叫びたくなるような完璧すぎるカットイン。このMVを見た人がラジオを聴いたらいったいどうなってしまうんだと無駄な心配をしたくなる。ここの松村北斗ジェスチャー良過ぎて巻き戻した。ネイルをしているあたりもずるい。ズルイです。京本大我のゆる巻き金髪と松村北斗のセンターパート(オプションでサングラス)最高すぎてスタンディングオベーションした。

 

歌い出しの歌詞もめちゃくちゃいい。京本大我は女の子の肌をめちゃくちゃ見てそう。ただ美白な女の子が好きだと思う。”また目が離せない”という歌詞からして、普段は美白な女の子が好きなのに、夏になって日焼けした素肌を見てそれもまた良いなと思っている変態だったらなお良い。誰よりも白い素肌でこの歌詞を歌う京本大我よ。

 

松村北斗は人間の瞳が好きそう。実際に私生活で言ってそうな歌詞。比喩表現じゃなく、好きぴと真正面から向き合って近づいて、相手の瞳に自分が映るのを確認して満足してそう。そのうち「その瞳に映るのは俺だけでいいよね?」と言い出しそう。絶対、貴方解剖純愛歌好きだよね、ほくみょん。

 

勿体ぶってないで、もう

僕のこと選んでよ

So Eeeny, Meeny, Miney, Moe (So Eeeny, Meeny, Miney, Moe…)

So party, party, party

そんなに チョロくないね? Damn girl!

どこまでも 君にハマりそう

 

うわあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!

柄シャツにいつものゴリゴリの金ネックレス、カラーサングラスと、風貌と声色が”ガチ”すぎる正真正銘のパリピ担当田中樹。今回のアップテンポな曲調と歯切れの良い歌詞の雰囲気からして彼のラップパートで死人が出ることは薄々予想していたんですが、予想しない序盤のタイミングで出てこられるとね、ちょっと、あの、ほんとにやめて??????無理だよ??????。

 

女の子が自分に靡かないのを”勿体ぶる”と表現するくらい自分に自信が満ち溢れていて、”僕のことを選んでよ”と下手に出ているあたりが熟練ナンパ師の風格を醸し出していて本当にいい。”So Eeeny, Meeny, Miney, Moe”は「どれにしようかな」の英語版のようなものらしいので、あくまで自分が女の子を選んで楽しむ側に立っているのが流石田中樹といったところ。

「そんなにチョロくないってわけね。ふーん、おもしれーオンナ…笑」

 

そしてそんな田中樹を押しのけてワンフレーズだけ歌って去っていく森本慎太郎、柄シャツ・ハーフパンツが世界一似合う男すぎ。黒髪短髪だと本当にその辺の海岸に夜中出没してるヤンキーの中にいそうなのよ。怖いのよ。それでいて声がゲロ甘キャラメルボイスなんだから困ったもんですよ。樹の引っ掛かりのある声とのコントラストで全員がこう思ったことでしょう。

”どこまでも君にハマりそう”はこっちのセリフだよ!!!!!!

 

その心の奥まで Show it to me

この季節のせいにして Just let it be!

 

ジェシーは人の本心を大事にしてそう。表面上の反応に意味を見出していなさそうだから非常にこの歌詞とジェシーの親和性は高いと思う。相手の人が思わせぶりな態度をとっているのか、全然靡かないのか、誰とでも仲良くしていて自分のことが特別に好きかどうかわからないのか、関係性は色々と可能性がありそうだけど、そういうの全部放り出して夏のせいにして、自分がやりたいようにやる!!と突き進むあたりが非常にいい。夏だもんね。夏じゃなくてもジェシーは自分の気持ちに素直な人なんだろうと思うが、素直になれない私たちの背中を押すようなかたちにもなっていて素敵。

 

君と Shake! Shake! Shake! 

この夏の恋を

全部、飲み干して LALALA…

Hey… まだまだ

Hey… Ride on

 

甘い Shake! Shake! Shake!

味見だけなんて

言わないで こっちおいで Baby

PartyなPeople

Highなテンション, Yeah

 

NANANA…

 

良いッッッッッッッ!!!!!!

キャッチーなサビめっちゃ良いね!?正直にいうとSixTONESの音楽は技巧派というか、"歌がうまい""音楽がいい"みたいに、”わかる人にはわかる”"聞き込めば聞き込むほど"という形容詞が似合うと思っていて、それは彼らの長所であると思っている一方で、裏を返せば"一回聞いただけでは覚えられない""なんか難しい"と時には短所にもなってしまうものだと感じていた。実力で圧倒していくスタイルも勿論大好きで一生ついていくんだけど、お茶の間に広まるためにはキャッチーさに欠けると常々思っていたので、それらのモヤモヤを一気に払拭してくれたこの曲には本当に感謝したい。

 

夏だもん。わかりやすい曲で皆で盛り上がりたいのさ!!!!!!

シンプルな曲でも声が良くて歌が上手いのはわかるしな!!!!!!

 

そして振り付けも、わかりやすくて個性が出ていてとても良いと思った。個人的に腰を振るような振り付けはあまり好きではないんだけど、こんなにも綺麗に昇華されてしまうと楽しまざるを得ないというか。SixTONESなら、PARTY PEOPLEなら、いやらしくないから好きって話をしたいんだ。

 

"この夏の恋を 全部、飲み干して"という歌詞は夏特有の喉の渇き、ましてや心や体の渇きとリンクしていてとても納得がいく。"飲み干す"と"味見"という対比がまたいい。

身体は飲み干したから心も味見だけじゃなくて飲み干したい、なのか、

俺は飲み干したいのに君は味見だけって言う、なのか、

身体の関係と心の関係の対比か、自分と相手の心の対比にもとれそう。

 

ここまで本気にさせといて

はぐらかすつもりなんて

Wow wow… (Wow wow…)

 

好き〜〜〜〜〜〜!!!!!!

個人的に田中樹に次いで森本慎太郎の歌い方の歯切れの良さが好き。NEW ERAの「ノノノノノ〜」パート(伝われ)の時からずっと思ってんだ。高めの音色で刻まれるリズムが二番の始まりに相応しい。サビで全体に向いたカメラが一気に寄りの映像に戻って、ぎゅっとフォーカスが絞られる感じがいいよね。夏の恋っていう曖昧な概念から、実際の恋の最中に引き戻される感じが堪らない。身体全体でリズムとってくるのも森本慎太郎のナイスなポイント。ついでにサビのノリ方もピカイチだと思う。

 

ここでSixTONES側も余裕なくなってきて”本気”って口走ってんのか、はたまた茶化し言葉で本気って言ってんのか、どちらにしろ美味しい展開で楽しくなってくる頃合い。個人的には、本人はギリギリ茶化してるラインで”本気”って言ってるけど、周りから見たらどう見てもガチになってるよね?ってくらいの温度感であることを期待します。そろそろ余裕なくなってこい。

 

また思わせぶり? (Let’s stay together)

Wow wow… (Wow wow…)

👍👍👍👍👍👍〜〜〜〜〜〜!!!!!!

そろそろTeam SixTONESは気がつき始めている。

高地優吾がやばいということに。薄着になるとわかるスタイルの良さ、顔の小ささ、ライブで生で拝む顔面の良さ。エッやばいよね?平然と一般人庶民派アイドルヅラしてますけど、ばちばちのジャニーズなんだよな。頼むから自覚してください。

マスカラの「あの頃の二人のまま」に代表されるように、高地優吾の独特な声質ってワンフレーズで刺したい時にめちゃくちゃ機能すると思うんだ。印象に残るというか、今までアップテンポで続いていた曲がここで一呼吸あく感じがすごく心地よくていい緩急になっていると思う。

 

サングラスを少しずらして、冷ややかな目線で見下ろしてくる感じが、他人に心を惑わされるのが嫌いそうな高地優吾を反映していていい。ここだけ少し女の子に向ける温度感が冷たいんじゃないかという気がするのは私だけだろうか。これが松村北斗のパートなら「あぁ思わせぶりされちゃったのね汗どきどきして嫌だよね汗がんばれほくちゃん」となるのだけれど、高地優吾だと「俺、思わせぶりとか面倒なことする女、嫌いなんだよね笑」とさらっと切り捨てそうな謎の余裕が生まれて歌詞の受け取り方が変わってくるから面白い。

 

聞き飽きた口説き文句も

今さら意味なんてないでしょう?

So Eeeny, Meeny, Miney, Moe (So Eeeny, Meeny, Miney, Moe…)

So love me, Love me, Love me

もういっそ その手掴んで Damn girl!

この夏の 秘密を増やそう

 

一番だと"party party party"だったのに!!!!!!

二番だと"love me love me love me"になってる!!!!!!

田中樹、あんた、ガチになってんじゃん。合コン会場から二次会に移動してきてんじゃん。「どのオンナにしようかな」だったはずが「スキ、キライ、スキ、キライ、どっちかな」みたいな感じに意味変わってきてるよね?手を掴みたくなっちゃってますよね??????ナンパ師のくせに口説くのやめて連れ出そうとかさ、それはもう、本気の恋だと思うよ、大切にしなよ。

 

ジェシーは"秘密"みたいな可愛らしい言い回しがすごく好きそうだし似合う。ジェシーとならいくらでも秘密増やしたい。しかも秘密を"増やそう"って何、もうすでに二人だけの秘密にしてる事象が発生してるよね?そこから更にどうにかなろうってのか!?!?!?!?!?!?

 

返事はいらないから Give me a kiss

建前なんて忘れて Just set you free

 

キッスはほっぺなんだね(震)

つーか返事いらないの?返事させてよ。すぐ行くよ?建前とかすぐ忘れる忘れる!

 

僕と Shake! Shake! Shake! 

夏の日差しに

全部、はだけて LALALA…

Hey… ここから

Hey… Shine on

 

冷えた Shake! Shake! Shake!

一口だけで

終われる訳ないよ Baby

PartyなPeople

Highなテンション, Yeah

 

"君と"だったのが"僕と"に変わって、文の主語が女の子サイドに移動したことを考えると少し感じ方が変わってくるのではない?夏の日差しに全部はだけちゃって、えっ昼なの?これ真昼間からやってるの?ちょっと落ち着けよ。まあいいけど。

"一口だけで終われる訳ない"が女の子目線だとすると、やっとここでどうにかなった気配がある。長い戦いだった。これがSixTONES目線だとすると、ただただがっついてる人たちになる訳だけど。わたしは女の子がこれ思ってて欲しいので前者推しときます。

 

二人、裸足のまま 走り出してく

僕たちだけのSummer (Summer)

探しに行こう

心、通じあったね。

MVでは真っ昼間から夕暮れ時に変わる時系列で、曲調も少し落ち着いた雰囲気に変わる。それに反して歌詞は最高潮。少し不思議な構成であるように感じた。恋愛が一応テーマであるように見せかけて、恋愛が成就する部分がCメロで落ち着いているのはなんでなんだろう。切ない雰囲気を醸し出す夕方なのはなんで?どしたん?話聞こか?

そしてここの、ジェシーの声の柔らかさと高地優吾の少し影のある雰囲気が余計に不穏な空気を醸し出しているように思える。京本大我松村北斗の声の重なりは大変耳が幸せで贅沢で、ハーゲンダッツを食べた時の気持ちになるね。ラムレーズンだと思う。

 

Here we go, go

君と限界まで

Here we go, go

行くよ Get down, baby

まだ足りない 君のKisses

1, 2, 3, 4

 

Make it last forever

 

完全に通じ合ってるね!!!!!!

森本慎太郎・田中樹の無双タイム。Cメロの歌割りを考えた時にきょもほくがコーラスで1行分なのがまず贅沢で、その上で慎太郎のパートが4行分あることがすごいことだと思う。SixTONESは歌割りでも色々な可能性を示してくれるんだなあと嬉しくなった。小気味良いテンポと身体の芯から刻まれているビートがビタビタにハマって、中毒性のあるパートになっていることは間違いない。森本慎太郎あんたすげえよ。

 

ここからいっきにラスサビではなく、少し間奏を挟むのが非常にリアル。

お酒を浴びまくってラッパ飲みする田中樹がMVで見られるなんて、ソニーミュージックには足を向けて寝られない。SixTONESが楽しそうでこちらも幸せだよ。

 

君と Shake! Shake! Shake! 

この夏の恋を

全部、飲み干して LALALA…

Hey… まだまだ

Hey… Ride on

 

甘い Shake! Shake! Shake!

味見だけなんて

わないで こっちおいで Baby (Be my baby)

PartyなPeople

Highなテンション, Yeah

 

Hey… まだまだ

Hey… LALALA…

Hey… Yeah

PartyなPeople

Highなテンション, Yeah

 

夜になって全員で踊ってダンスバトルして終了!俺らの夏!!!!!!というMVの雰囲気が最高に良くて、お金をかけてもらったのも伝わってきた。ダンサーさんの中には振り付けを担当してくださった方々もいると聞いて本当に素敵な作品をつくっていただいたことに感謝したい気持ちだ。

 

SixTONES、わたしに最高の夏をくれてありがとう。

 

 

 

 

 

 

さて。

"建前"とか、"秘密"とか、なかなか靡かない女の子の描写やひと夏の恋が強調されることについて、個人的に思うことがあるんよね。

 

女の子、彼氏いるだろ。

 

SixTONES側は女の子に彼氏がいることを知った上で猛アタックをしている最中。

その瞳に 映るのは誰? 今、聞かせてよ

今、彼氏のことより俺の方が気になってるでしょ。素直になりなよ

「勿体ぶってないで、もう 僕のこと選んでよ」

俺の方がいいってそろそろ認めたら?

その心の奥まで Show it to me この季節のせいにして Just let it be!

本当は俺のことが好きだけど彼氏に申し訳ないって?全部夏のせいにしてさ、ね?

味見だけなんて 言わないで こっちおいで Baby

この夏だけじゃなくてこれからも俺の方にきたら?

返事はいらないから Give me a kiss 建前なんて忘れて Just set you free

言葉にしたくないならいいや、その代わりキスして。彼氏のことなんて忘れていいよ

 

どう考えても奪おうとしてるよね?

 

で、そこまではいいんです。好きな人に素直になるのはいいこと。しかし個人的には違った予感がするというか、むしろもう一歩先を期待している節がある。

 

 

 

奪うだけ奪って、捨てるよね?

 

散々口説いて、口説いた後の描写はCメロの切ない部分のみ、そんなに盛り上がってない。ラスサビはこれまでと同じ、口説きにかかっている部分で終わる。

Hey… まだまだ ”って言ってる。女の子一人じゃ足りないんじゃない?

 

”好きな人がいる女の子を振り向かせること”がメインで、

女の子自体はどうでもいいみたいな解釈、できるのでは?

 

そうなると、最初からの歌詞は全部ペテン師の台詞で、あくまで女の子をその気にさせるためのもので。

ラスサビの、”この夏の恋を 全部、飲み干して LALALA… ”の部分は、”全部の女の子の恋を奪う”という意味にもとれる。

毎回夏のせいにするのは、夏の間だけだよって女の子に線引きするためだったりして。

 

これがPARTY PEOPLEか。

 

 

 

 

 

なーんて。拗らせオタクの妄言を最後まで読んでくださりありがとうございました。